成長の特徴
- 日本人は早熟傾向(海外にくらべ約2年程度早い)
- 身長の伸びが落ち着いてくると、体重が増え始める
- 骨格は下腿⇒大腿⇒前腕⇒上腕⇒胸郭の順に成長が起こる
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女子 | 男子 | |
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身長 | 11歳 | 13歳 |
体重 | 13歳 | 15歳 |
「成長速度曲線」とは、横軸を測定時の年齢、縦軸を身長の伸び幅としたグラフで、その年齢での身長の変化量、すなわち成長速度を表したものです。
成長速度曲線によって、現在の身体の成長がどの時期にあるのかを知ることができ、各時期に応じたトレーニングを行うことで、ケガの予防、成長の促進、身体の強化を期待できます。
選手個々の成長状況を確認し、下の「成長期におけるトレーニング」を練習のヒントにしていただくと、選手の「ケガの予防」「技術の向上」につながると思います。
こちらは身長がピークに達しているかどうかを調べることができます。
身長と座高から身長のピークが何歳であるかを予測できるという研究があり、参考として掲載します。
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自分の成長段階に合わせたトレーニングを行いましょう!
まずはこれができるか確認しましょう!
撮影協力:新潟清心女子中学校バスケットボール部
痛みを我慢しながらバスケをしていると身長の伸びが停滞する可能性があります。
痛みがある場合、痛みが落ち着くまではストレッチ(柔軟性)やエアロバイク(持久性)などで痛みの調整を図ることをお勧めします。
柔軟性をチェックしよう!
「全力」と「休息」を繰り返すスタミナ向上トレーニングです。
(色々アレンジしてみてください)
サイドステップ/クロスステップは、左右に1ステップを全力で行いましょう。
ハーキー/もも上げは、その場で行います。
体育館など広いスペースで行う場合は、ステップを増やしたり、前後に移動したりアレンジしてやってみましょう。
運動強度として、会話ができないくらい「きつい」と感じるトレーニングを週2~3回程度でがんばろう!!